エドワードJr.のブログ

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味噌は温めてもよいのか?

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今回は味噌についてなのですが、味噌には、麹菌が含まれています。

 

 

この麹菌は60〜70度くらいで死んでしまうとされているので、味噌汁に味噌を入れるのは、火を止めて少し待ってから、、、と思っていたのですが、あまり気にしなくてもいいっぽい、という話になります😂

 

 

確かに熱で麹菌が死んでしまうのはそうなのですが、仮に加熱せずに生で味噌を食べたとしても、、、

 

 

胃酸で死ぬ

 

 

と考えられます泣

 

 

酸性かアルカリ性かを表すphという単位でいうと、胃酸はph1です。

 

 

phは0〜14の範囲で、中性が7なので、胃酸のph1というのは、とんでもない酸度になります。

 

 

理科の実験で扱う濃度の塩酸とか硫酸とかメじゃないくらいの酸で、外界に置かれてたら危険薬品といって差し支えないレベルです笑

 

 

そんな胃酸は、来る日も来る日も僕たちの体内に微生物が入らないように守ってくれてるわけですが、

 

 

微生物に善悪はなく、人間の都合で善玉、悪玉、みたいに分けていますが、みんな一生懸命生きているだけなので、胃酸は善も悪もなく容赦なく微生物を溶かしてしまいます💦

 

 

結果、味噌の麹菌も例外でなくやられてしまいます。

 

 

確かに、「生きて腸まで届く乳酸菌」という謳い文句の商品はありますし、実際腸まで届く菌もあるにはあるので、

 

 

「生きたまま腸に行かないと意味ないんじゃ?」と思ってしまいがちですが、むしろそれは少数派で、大抵の菌は腸まで届く前に胃を突破できません。

 

 

では味噌をはじめとした発酵食品の意義は何か?というと、

 

 

食べる前の段階で微生物が素材を分解して消化しやすくしてくれるから体に良いといえますし、発酵によって風味をよくしてくれるのも大きいですよね。

 

 

また、最近の研究では、麹菌が死んだとしても、死骸が腸内細菌のエサになって有益、という話もあり、味噌の価値性が落ちるということは無さそうです(^^)

 

 

終わり