パーキンソンの法則とは、パーキンソンという歴史・政治学者が提唱した以下のような経験則です。
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
具体的には、
「1時間の時間を与えられた仕事は、30分で作成できるとしてもダラダラしてしまったりして1時間かかる」
「締切まで時間があったはずなのに、結局ギリギリの提出となってしまった」
「収入が増えたはずなのに、手元に残るお金は前と変わらない気がする…」
これです笑
また、最近僕がこの法則を実感してるのが、
朝少し早く出発してゆったり駅まで行こうと思いきや、走って間に合うくらいのギリギリまで出発できない、とかですね😂
このように、あるあるな経験則が法則化されていると、「あ、自分だけじゃないんだ、よかったー笑」と安心できるメリットがありますが、
それ以上に、この状態に陥らない対策が打てるという利点があると思います。
では、「パーキンソンの法則」で何が起こっているかと言うと、まず考えられるのは「時間に余裕がありすぎて、集中力が欠けてしまい、結局業務や行動の効率が下がってしまう」ということ。
そして「時間に余裕がありすぎて、行動に取り組むまでに時間がかかってしまう」ということです。
分かりやすい例で言えば、「夏休みの宿題」があります。
子どもたちに与えられる夏休みの時間は膨大です。大抵の子どもたちは夏休みの宿題に後ろ髪を引かれつつも、日々遊び呆けてしまいます。
そして夏休みも終盤に近づき、もう時間に余裕がないとなったところで、急いで課題に取り組み、何やかんや3日で終わる、みたいな感じです笑
これを防ぐために、
「仕事の期限を自分で決めて生産性を高める」
「会議ではゴールを明確にする」
「貯蓄口座を作って貯蓄分は無いものとする」
などの対策が考えられます。
時間が余っているとダラダラしてしまうので、自分で期限を決めます。
これは「終わりを決める」ということで、会議でいうと「ゴールを決めておく」などと応用できます。
お金でいうと、最初に貯蓄分を決めて無いものと考えることで、使えるお金の上限が決まり、その予算内に収められる、といった具合です。
本日はそんな感じです!ぜひ色々応用してみてください♪
終わり