どうもです。
前回紹介した記事で、"L'Arc〜en〜Ciel"のHYDE氏が、こんなことを言っていた。
女性はたんぱく質と鉄さえしっかり摂っていれば、心も体も安定します!これはもう、文字を大きくしてほしいから記事のタイトルでいいですよ!(笑) 日本の女の子って、この二つの栄養素が全然足りてないんですよ。
by HYDE
ってことで、鉄分について考えてみます。
職場の健康診断などで、血液検査をしても、貧血の診断を受ける人は少ないかもしれない。
そういう時に指標となるのは、ヘモグロビンである。
しかしこれは、例えるなら財布のお金のようなもの。
鉄分はその重要さゆえに、財布のお金のようなヘモグロビンの値は、そうそう不足しないようになっている。
そこで、「銀行の貯金」にあたる、体内に貯蔵されている鉄分の指標であるフェリチンまで調べる必要がある。
財布のお金(ヘモグロビン)は足りていても、銀行の貯金(フェリチン)は不足していることが、特に女性は少なくない。
このあたりを踏まえて、HYDEも鉄分不足を主張しているのだと思う。
男性はそんなにフェリチンが不足することはないといわれ、実際僕も100くらいフェリチンがある。(ドャァ)
(別にドラゴンボールの戦闘力のように、高ければ高いほどいいというものでもないですが、、)
女性は調べてみるとフェリチンが一桁であったり、不足していて、病名はつかないが「不定愁訴」の状態が慢性的に続く、隠れ貧血といえるような事態になっていることが少なくない。
フェリチンを上げるにはどうすればよいか?という点についてはまた後日紹介するとして、
ここでは鉄分のように、重要過ぎるがゆえに銀行の貯金のようなストックが体内にあり、財布のお金は常に補填されて減らないような栄養について考えたい。
タンパク質や、マグネシウムなども、重要過ぎるがゆえに財布は常に満たされた状態になっている。
だから、不足したからといって、ただちに症状が出るわけではないし、血液検査などでも不足が見つかりにくかったりする。
だるいなどの症状はあるかもしれないが、まぁ普通に日常生活を送ることができる。
部屋が散らかっていても、zoomの直前にカメラに映る部分だけザッと片付けておけば別にすごい困るわけでもなく、何とかなってしまうようなものかもしれない。
銀行口座に最初1000万円あるとして、その残高を確認するのに4時間くらいかけて山を登る必要があるとする。
そうするとめったに残高を確認しなくなると思う。
で財布にはその口座から使った分のお金が補填され、常に10万円になるようにオートチャージされるとする。
しばらくは何の問題もなく暮らしていける。
しかし、残高を確認することなくお金を使い続けると、残高が目減りしていき、ついにゼロになった瞬間、ただちに生活費が払えないなどの問題が生じる。
これが栄養でいうと、病気の症状という形で現れる。
こわいのが、残高がゼロになる直前まで何とかなってしまうことであり、ゼロになってからだとかなり対処が難しくなってしまうところである。
なので、今現在特に症状がなく、何とかなっている時に、せっせと貯蓄をしておくという、「未病」的な考え方が、健康を守る上ではけっこう大事だと思う。
終わり