どうもです。
今日は世界は誰のものなのか?ということについて考えてみます。
例えば、グローバル企業であるPepsiCo、いわゆるペプシを例に挙げてみます。
この規模の企業は通常、上場しており、筆頭株主による取締役会があります。企業は、株主のものである、といえます。
Yahoo Financeのようなサイトでは、筆頭株主が誰であるかを含む、詳細な企業情報を見つけることができます。
株式の73.17%を機関投資家(Institutions)が保有していることがわかります。
一方、ペプシの競合オブ競合であるコカコーラ社についても見てみます。
上位の大株主の面々は、、、
PepsiCoとかなり似ています。
食品業界でいうと、ユニリーバや、ネスレも同じく少数の機関投資家が所有していることになっています。
また、IT業界についても、、、
競合の、、、
また、海外旅行をするとして、航空会社、燃料会社、booking.comやAirBnB等の予約サイト、なども同様です。
飛行機に使われる鋼鉄を供給する鉱山会社等の第一次産業も、
食品産業全体を支えている農業関連会社も、
世界的な企業になると同じ機関投資家に所有されています。
服でいうと綿花の種子メーカーから、繊維製造会社も、NIKE、Levi's等の人気衣料品ブランドも同じです。
また、製薬業界の主要企業や、薬を製造する科学研究機関も、Amazonやクレジットカード会社も、びっくりするくらい同じ投資家が、客観的に見ると所有しています。
と、
これらは想像を絶する力を持っており、地球上のあらゆる主要企業の最大の機関投資家であり、他の機関投資家の頂点に立っています。
世界人口の1%が残りの99%よりも多くのお金を所有している、というのがよくわかります。
米国の中央銀行である連邦銀行とも連携する唯一の非政府組織であり、政権のホワイトハウスで、これら機関の多くの従業員が上級職に就いています。
そして、この巨大な投資家機関は独自の構造を持っているため、株主や顧客が誰なのかはわからないようになっているのです。
これらの機関は今回のように調べれば簡単に出てくるものの、当然メディア関連企業も所有しているので、報道などメディアでその存在が認知されることは決してありません。
まとめると、世界(政治、金融、食品、医療、報道、通信、エンターテイメント、教育など)はほぼすべて、2つの投資会社が掌握していそうです。
うーん、、、こうなってくると個人や企業、国ではどうすることもできなくて、まじで神様くらいしか対抗勢力いないやん、って結論に至りました。