最近、知り合いの高校生に受験勉強のアドバイスをしています。
で参考に、僕が高校生で受験生だった時に傾倒していた受験本を探してみたら、今だに毎年改訂版が出ていてかなり驚きました。
『一発逆転㊙︎裏ワザ勉強法』
うさんくさいw
これだけスゴイ本は、今後永久に出版されることはないと断言できる。だから、キミがこの本にめぐり会えたことは非常にラッキーであった。もう、大船に乗ったような気持ちでいてくれ。(引用)
いや、うさんくさいw
でも読んでみると中身は本物で、マジでこの通りやって僕は受験うまくいきました。
胡散臭いからこそ、誰もやっていないけど要領の良いやり方で勉強ができ、非常に有利に受験を戦えた記憶があります。
内容は例えば、数学は暗記科目である、というもの。
ザッと概要をお伝えすると、
数学の秘訣は、解法パターンの暗記(解答の暗記ではなく)であり、決して思考力を鍛えようとしてはいけない。
個々の問題の解き方が記憶されており、自在にその記憶を再生していることを「思考力」と多くの場合錯覚している。
また「ヒラメキ」という現象も、ゼロから生み出しているのではなく、忘れていた解法が何らかの誘因で突然よみがえる現象。
だから数学の解き方は、覚えている様々な解法パターンを思い出し、それらの中から問題に使えそうなパターンをいくつか選び出して当てはめること。
となると勉強法は、問題を自力で何時間もかかって解くのではなく、5分くらい、少し考えてわからなかったらすぐに解答を見て解き方を覚えていくものになる。
そうすると、多くの問題を短い時間で勉強ができ、1時間に10問マスターすることも夢ではない。
あとはできるだけ多くの解法パターンをストックし、自在に引き出せるくらいひたすら反復練習していく。
、、、という感じです。
解法パターンの数も難関大学となれば、3000個くらい必要だったりするので、結局は反復練習は必要なのですが、
少なくとも方法と、必要量がわかれば、あとは「やるか、やらないか」の世界になり、今度はやる・実行するための方策を考えるという別次元に進めます。
...という感じで受験勉強を振り返ってみて、
わかってる人から軸となる考え方や方法を、自分の考えを置いて受け入れて学び、知ることの大切さや、
知っていても実行できるか否か、継続できるか否かもまた重要なこと、
世間一般には有名ではないかもしれないし、何なら胡散臭いかもしれないが、そこに真なる物がありうることや、
食わず嫌いせず試して確認してみること、などなど、
今も基本指針としているような多くのことを学ぶことができ、そのおかげで勉強以外でも様々なものを得られたと感じています。
その辺りを、受験生に伝えてみたいと思います。
終わり