どうもです。
脳科学者の池谷氏がこんなことを言っていました。
「脳は必要に応じて脳回路が作られて変化する。これを可塑性(かそせい)という。
例えば、産まれる前の赤ん坊はこの世に自転車があることを知らないが、自転車が与えられた時に、脳はそれに応じて自転車を運転するための脳回路を作り上げることができる。
産まれた時に白紙の脳回路は、環境に応じて能力の色づけをしていく。
英語圏に産まれれば英語を話す脳に変化し、日本に産まれたら日本語を話す脳に変化する。
すべては訓練の結果として生じた可塑性であるがゆえに、何かを習得するためには努力あるのみだ。
運動系の脳回路は歳をとってもあまり衰えないために、自転車を習得しようと思えば、40歳でも60歳でも可能である。
ところが、
言語を習得するための可塑性は年齢とともに急激に衰えることが知られている。
言語を覚える能力は8歳までと言われていて、この年齢を過ぎると新しい言語を覚える能力は急速に低下する。
その歳までは聞いたことをそのままマネする能力を本能的に持っていて、音声を聞き分けたり言い分けたりする能力が発達するが、9歳くらいまでにその能力は劇的に衰える。
そんな事情もあって、そのタイミングを逃すとLとRの聞き分けなどがとても難しくなる。
さらに、第二言語の習得能力は遺伝の影響が大きい。
一卵性双生児の調査では、語学力の70〜80%は遺伝で決まっていることがわかっている。
英語習得は才能によってできるできないの個人差が大きい。」
。。。
これはなかなかショックな事実な気が。。💧
英語の勉強は、音読をしたり、単語やフレーズの暗記をしていたりするのですが、たまに英語をリスニングしてみると、、、、
というくらい、ごめんちょっと何言ってるかわかんない状態に( ;∀;)
中学校から英語学習を始めた宿命なのか、才能的な問題なのか、とにかく、英語の聞き取り難過ぎん?と感じています( ;∀;)
そんな中たどり着いたのが、
この本
多くの日本人の脳には英語の発音のための脳回路ができないのならば、理想を求めることは潔くあきらめて、カタカナ英語でも別にいいじゃない。というコンセプト。
animalは
エネモウ
Seattle(シアトル)は
セヤロウ
こんな感じでやっていく。
英語を聞き取れない原因が、聞こえないのではなく、聞こえ方を「知らない」ことにあるのなら、このメソッドは切り札になるのかもしれない。
(詳細はまた紹介します!)