こんにちは😃
イギリスでは冷涼な気候がリンゴの栽培に適しているといわれ、様々な種類のりんごを見かけます。
という感じで色々あるのですが、日本のりんごと比べると小ぶりです。あと色づきも悪い?そして酸味が強いかな?という印象です。
日本のリンゴはもっと大きくて、甘くて、赤い。
なぜなのか?
日本の高温多湿な気候は野菜の栽培に適している一方、果物の保存には向きません。
高温多湿の日本では、渋柿を干し柿として保存する以外に、果物はうまく保存できませんでした。
このことから、古来、果物は日常的に食べることができない「甘味」であり、ごちそうでした。
だから果物は貴重品、旬にしか食べられないもの、非日常的な食べもの、つまり「嗜好品」という位置づけになり、甘さを強める方向の品種改良が進みました。
一方、イギリスをはじめとする西洋の気候は冷涼で、果物の栽培には適しているものの、野菜の栽培に適した気候ではなかったため、野菜があまり食べられず、果物は野菜のようなビタミンの供給源であり、日常の「必須食品」という位置付けでした。
りんごは翌年収穫されるまで食べ続ける必要がある、だから手間暇かけて甘いリンゴを...というよりは酸っぱくてもいいからたくさん作って早めに収穫して貯蔵しておく物になりました。
このりんごの位置付けの違いは大きさの違いにも現れていて、日本でリンゴは切り分けて家族みんなで食べるものでした。
一方で西洋でリンゴは日常使いの1人用であるため、1人で食べ切れる小さいサイズが好まれました。(いわゆる個人主義?)
だから大きく品種改良してしまうと逆に食べ切れなくて不便だし、贈答品にも使わないので見た目も別にこだわらない、ゆえに小さくて色もちょっと物足りない感じのリンゴに落ち着いているというわけです。
たしかに、イギリスでは電車や道路、ゼミの最中(!)など、そこらじゅうでリンゴ食ってる人を見かけます笑
そこで、僕も流されてランチのデザートにリンゴを持っていってみたのですが、、、
めっちゃいい笑
これは、めっちゃいいです笑
生野菜サラダを食べている感覚に近い体をいたわってる感はもちろんのこと、歯垢が付きにくい環境に導いてくれるというリンゴポリフェノールや、りんごの物理的な自浄作用からくる口内のフレッシュさは、もはや歯を磨いていると言って差し支えないレベルでした。
ということで、日々リンゴをカバンに忍ばせて隙あらば食べてます、という話でした!
終わり🍎