巷に様々な健康情報がありますが、玉石混交といったところで、何が合っているのか判断が難しいことが多いと感じます。
そこで、「センテナリアン」と言われる100歳以上生きた人がどんな生活だったのかを見れば結果が出ている点である程度信頼に足るのでは?と思ったので、調べてみました😆
先日訃報の報道があったのですが、直近の日本人男性最高齢だった薗部儀三郎さんの場合、Wikipediaいわく、
読書を長年の趣味とし、特に政治や健康に関する本を読むのが好きである。また、テレビで紹介された健康法を実践し、バランスの良い食事にも気をつけている。特にカルシウムを摂るためにジャガイモや豆類、野菜を好んで食べている。歯も大切にしており、入れ歯を入れたことはない。また、体操が毎日の日課である。
とのこと。
まとめると好奇心を持ち、運動をし、健康な歯で健康そうな食べ物を食べる、ということでしょうか。
ちなみに、薗部さんが亡くなったことで、明治時代に生まれた日本人男性はいなくなってしまったそうです。
中学生の頃の社会科見学か何かで老人ホームに行った時に明治生まれのお年寄りがたくさんいたことを記憶しているのですが、それから20年近く経って、時の流れを実感しております。
僕はお年寄りの話を聞くのが好きなのですが、明治生まれの人たちが歴史を生きる中で何を見てきたのか、とか若い時どうだったのか、とかそういう話がもう聞けなくなってしまったのかと思うと寂しいものです。
長寿の人たちの話に戻ると、「きんは100歳、ぎんも100歳」のフレーズで一世を風びした双子の「きんさん、ぎんさん」に関しては、好物はフライドチキン🍗だったらしく、案外、好きな物を食べることも大事なのかもしれません。
ただ、個人で見ると、その人が遺伝的に長寿に有利で、どんな生活をしていても長寿になれたという可能性もありえます。
そこで地域で見てみます。かつて長らく平均寿命が日本一だった沖縄県の長寿の要因は以下のように分析されています。
1. 日々の食生活で穀類や魚、野菜を多く採っている。
2. 本土の住民に比べ、明らかにストレスが少ない生活様式
3. 地域社会の面倒見が良く、高齢者が孤立せず、介護を受けるケースが多い
4. 他国の平均よりも退職年齢が遅い上、歩きや庭いじりなどの活動を重視
5. 目的意識が霊的な問題への関与に由来し、祈りがストレスや諸問題を和らげてくれる
このあたり、何となく意識していきたいと思います。
終わり