中国南部の広西チワン族自治区は、長寿の村が多いことで知られている。
同自治区内のある村は人口3653人、ガンに罹っている人は一人もいない。現状がたまたまそうだというのではなく、村の歴史上、これまでガンに罹った人は一人もいないという。
この村に米国の専門研究チームが住みついて調査した結果、癌に罹らない要因は、村民が常に食べている現地で採れたある産物であったという。それは、
里芋
である。
この地区の村には貧しい家庭が多く、村民は自分の畑から採れたものしか食べられない。
土地は痩せていて、量産できる農作物は里芋のみであるため1日3食、里芋を食べている家庭も多いという。
里芋といえば、ぬめり。あのぬめりをもたらすガラクタンという成分にがん細胞の抑制効果が期待できると言われている。
他にも里芋は、タンパク質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンB群などの栄養が豊富ということもあるだろう。
そんな里芋、11〜12月頃が旬の品種も多く、スーパーでもよく見かけるので、ぜひ食べてみたい!と思いました。
が!
絶対料理するのめんどくさそう。
なんといってもやっかいなのはあの土ですね...あとヌメリ。絶対手かゆくなるやん。。
でも里芋を食べて憧れの長寿を手に入れたい...!
ということで色々調べた結果、里芋調理のハードルを下げる方法を見出しました!それは、
洗わずにそのまま包丁で皮を剥く
です!
水に濡れることであのヌメリが発生し、パインを食べた時に口の中が微細に傷ついて口内が痛くなるように、里芋ヌメリ成分が手に物理的に微細に刺さって痒くなる(なんじゃそりゃ)そうなのですが、ならば、そもそも濡らさなければいいじゃない(マリー・アントワネット風)
やってみたところ、大根以上、ジャガイモ未満の楽さで皮を剥くことができました!
里芋の実に少々土がつきましたが、洗い流せば万事OKな感じでした。
語感の良さ的に煮っ転がし(かわいくないですか?にっころがし)にしようかと思いましたが、ここまでで脳の認知資源が枯渇しかけていたので、簡単そうな味噌汁にしていただきましたとさ。
終わり