こんにちは😃
息子が歩くようになってしばらく経つのですが、今回は二足歩行に思いを馳せてみたいと思います。
二足歩行自体は、実は人間の特権、というわけではありません。
鶏
恐竜
などなど。
ですが、止まった時に頭が足の真上に来る「直立二足歩行」という意味でいくと、人類のみです。
なぜ直立二足歩行になったのか?という点については諸説あります。
直立二足歩行の利点
・太陽光に当たる面積が少なくなる
・頭が地面から離れるので涼しくなる
・遠くが見渡せる
・大きな脳を支えやすい
・エネルギー効率がよい
・両手が空くので武器が使える
・両手が空くので食料が運べる
どれもそれらしいのですが、太陽光の関係とか涼しい系のものは草原では言えても森の中では言えなかったり、決定的な理由とは言いがたく、あくまで仮説ということになりそうです。
これらの仮説の中で最も有力なものは、「両手が空くので食料が運べる」というものです。
進化論的な考えでは、有利な特徴を持っている個体は生き残り、増えていく、つまり有利な特徴は進化すると考えられます。
生物の進化で重要なのは、子どもの役に立つかどうか?という要素であり、言い換えると子どもが生き残ることに貢献する特徴が進化していくということになります。
そう考えると、「両手が空くので食料が運べる」という特徴は子どもの利益に直結し、かなり進化しやすい特徴であるといえます。
さらに人間は、子どもに限らず周囲の人を助けるためにも二足歩行で空いた手を使ったことで、「社会」を形成し、発達させることができました。
そんな直立二足歩行ですが、ロボットで再現するとしたら物理的に相当高度な計算式が必要らしく、まだ完全に再現できるロボットは存在しない段階となります。
「立っている」「歩いている」これだけでも実はものすごい奇跡のようなことができていると思った時に、少し自己肯定感が上がった気がしました。
終わり