日々の生活を豊かにしてくれる「笑い」ですが、ストレス解消効果や気持ちがポジティブになるなど、様々な健康効果も認められており、日々笑って過ごしたいと考えています。
そこで今日は「笑い」について考えてみたいのですが、ある落語家が提唱した笑いの理論「緊張の緩和理論」をご存知でしょうか?
これは、緊張状態から緩和されると笑いが起こりやすい、という理論です。
例えば、、、
・赤ちゃんとの遊び「いないいないばあ」は、「顔が隠れている状態 = 緊張」「顔が見えて笑う = 緩和」
・「笑ってはいけないゲーム」をすると、普段より笑いのツボが浅くなって軽いギャグで笑ってしまう、は「笑ってはいけない状況 = 緊張」「軽いギャグ = 緩和」
・筋トレなどで落としたらマズい重い物を持っている時に笑わされると簡単に笑ってしまう。
「筋トレ=緊張」「笑わせる=緩和」
バトル漫画のあるある「こんなやばいときだってのにわくわくしてきやがった...!」
「ピンチ = 緊張」「マズイ展開に耐え切れなくて笑う = 緩和」#鳥山先生...
という感じです。
この緊張と緩和がもっと極端になると、「泣く」という現象になります。
強い緊張状態が緩むと笑いを通り越して反動で泣くということなのですが、例えば高校野球とかで試合に負けてしまった選手が泣く、といったことです。
笑うのも泣くのも同じく感情が緩むことであり、感情のコントロールと言えますが、ほどほどの緊張からの緩みだと笑いとなり、強い緊張からの緩みだと泣くになるということですね。
幼い子供の場合、ストレスがかかった時に泣くことが多いものですが、それも感情を緩めて緊張を緩和していることであり、
そうやって感情のコントロールを少しずつ学んでいき、やがて泣くまでせず笑う程度で抑えられるようになっていくといいます。
大人の場合も、時に思いっきり笑ったり、泣いたりすることで感情を緩め、バランスを取ることが大事なのかもしれません。
終わり