色々なことをメモするほど、記憶力がよくなるという話があります。
メモって忘れっぽいからメモしてるのでは?というイメージや、メモばかりしていると、脳に記憶する力が衰えるイメージがあるかもしれません。
でも実際は逆で、人間には記憶できることに限りがありますが、メモをしておけば、メモに記憶させて、情報を整理することができます。
それによって脳の容量があくから、他のことをより記憶しやすいとされているんです。
この、「メモで脳の容量を空ける」ことを応用して、何か作業や勉強をしている時に、
(あっ、あれ買うの忘れてた...!)
(今頭に浮かんだこれを検索して調べたい...)
などと浮かんだ時に、取り急ぎメモることで、今すぐ対応しなくてもメモしたから忘れないし後でできる、と思えるため、目の前のことに集中しやすくなります。
くわえて『メモをする』という行為そのものが、記憶をより定着化させるという意味合いもあります。
たとえばどんな情報も、目で見ただけ、とか耳で聞いただけ、とかだとすぐ忘れてしまいますが、見たり聞いたりしたことを、『書く』という動作でより強く記憶に残すことができます。
これはメモに限らず、五感をフル活用した方が記憶の定着が良くなるということですね。
旅行先の写真だけ見るより、実際に旅行に行って見聞きしたり、肌で感じたり、味わったりした方が記憶にはるかに残りやすい、という風に。
また、「アウトプットする」ということにも意味があって、先生が生徒に比べて知識が豊富なのは、常に『教えている』からですよね。
人は教えたり話したり、または何かに書いたりするなど、アウトプットすることによって、より知識が定着するというわけです。
また、メモでアウトプットすることの応用で、「客観的になれる」というのもあります。
よく、誰かの悩みを聞いた時に、「大丈夫!気にすることないよ!」って言いたくなりませんか?
これ、客観的に一歩引いた視点で捉えてるから気にすることないと思えますが、いざ当事者だとなかなか客観的になれず気にしてしまいます。
でも誰かに話すことで少し客観的になれて、「ま、いいか」と思える可能性が高くなります。
話す相手がいない...汗!という時は、、、「メモ」です。
自分の心の内をメモでアウトプットすることで、誰かに話して気が楽になるのに近い効果を得ることができると思います♪
終わり