本日はバイアスシリーズです。
バイアスとは、歪みや偏りという意味で、心理学では先入観や思い込みによって合理的な思考ができなくなってしまうことを指すことを、過去記事でお伝えしました。
バイアスといっても、言ったもん勝ちみたいなところがあって、言われてみれば誰もが経験している「あるある」な現象だったりします。
ただ、それをバイアスとして認識することで、バイアスを外すことができたり、バイアスを活用して行動をコントロールできたりします。
というわけで今回紹介するのは時間不一致現象
です。
例えば、目の前に「やりたくないこと」があった時に、後になったらやりたくなるかもしれない...と思うことが時間不一致現象です。
これ、
後になってもやりたくなりません笑
今やりたくないことは、将来もやりたくありません😂
例えば、
夏休みの宿題
例えば、
グーグルフォームのアンケート笑
これらは、なかなか手強いです😂
今現在の時点から距離が遠くなるほど自分の能力が高く見積もられ、難易度が低く感じるバイアスがかかり、1週間後ならできそう...!と感じてしまうこの現象が先延ばしグセの正体だったりします。
このことを知っておくと、将来の自分を高く見積もりがちなところを、未来の自分の行動を少し割り引いて考えて現実的な行動計画や目標が立てられるなど、見積もりと現実の擦り合わせ・調整ができるようになります。
よりわかりやすい活用例は、先延ばしにせずその時にすぐにやる!ということです。
先延ばしにしない!というのは当たり前なことかもしれませんが、
未来になったら簡単になるということはなく、未来も今もどうせ難易度は変わらない、という認識があると、「だったら今やっちゃおう!」と思える確率が上がるように思います。
基本すぐできそうなことはすぐやってしまって、他にもやることがたくさんあってすぐできない場合などは、締切の期限ではなく、着手する具体的な日時や期限を決めておくとよさそうです。
「明日やろうはバカやろう」みたいな名言(?)があったような気がしますが、そんな感じだと思います!
終わり