今日は最近見かけた「最近の若者史」を紹介します😆
2023
”最近の若者はつかみどころがなく何考えてるかよくわからない。”
インターネットの言説
2001
”最近の若者は物事を決めることができないし、出世に対してのモチベーションが低すぎる。”
タイムズ誌
1993
”最近の若者はアメリカの歴史上最も恵まれた環境にいるのに文句ばかり言っている世代だ。”
1951
“近頃の若い奴らは甘やかされすぎてて歩くことすら忘れてしまっている。"
ファルカーク・ヘラルド紙
1947
”最近の若い人々は日曜に教会すら行かなくなった。
平日に学校に行ってれば良いとしか思ってない。”
シールド・デイリーニュース紙
1938
”映画と自動車のせいで最近の若者達は政治に全く興味がなくなってしまっている。”
カーキンティロック・ヘラルド紙
1925
”今の若者世代の多くは、極めて無思慮で失礼であり、完全に自己中心的と言える。”
ハル・デイリーメール紙
1790
”多くの若者が小説、演劇に自由にアクセスできることは、多くの有望な若者の心を腐敗させ、道徳を蝕む結果となっている。”
リバレンド・ヒッチコック
1624
若者たちはかつてなく傍若無人で残虐である。年長者は軽蔑され、役人に対しての敬意も無い。”
トーマス・バーンズ
1001
”最近の若者は、非常に言葉が乱れており嘆かわしい。
何から何まで省略したような言葉を使って、とてもみっともない。”
紀元前20年頃
”世代が新しくなるにつれ、どんどん価値観が悪くなっている。
紀元前2世紀
”最近の若者は体力や若さにものをいわせて、風紀が乱れている。年長者の誠実で歴史のある流儀を軽視しているのは嘆かわしい。”
中期王朝一書役の手録
紀元前4世紀
”最近の若者達は人生の経験が乏しく謙虚さに欠ける。高慢で全てを知っている気になっている。”
紀元前5世紀
”最近の若者はけしからん。俺が若い頃は...。
エジプト遺跡
...と、いうことで笑、結局その時代の中で年長者でも、歴史を大局的に見ると「最近の若者」になってしまうわけで、キリがないのかなと思います。
ちなみに、このような現象は、
Kids These Days Effect(近頃の若者は効果)
として、心理学的に定義されてるバイアスのようです。
そろそろ「若者」と言えなくなってきそうな気がしている筆者としては、わからなくはない感覚ではありますが、
生物の歴史を考えると、世代が進むにつれて進化しない種はここまで存続できなかったはずなので、次世代から学ぶべきことは多いと思っています。
歳をとるにつれて、考えが凝り固まりやすくなる部分はあると思うので、柔軟にやっていきたいものです。
終わり