今回はスポーツネタなのですが、こんな記事がありました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/844393?page=2
コロナの部活動自粛で練習ができなかったけれども、逆に球速が速くなるなど、上達している選手がいたとのこと。
全体練習ができないことでオーバーワークによる疲労や故障が軽減したことや、個々人が自粛期間を上手く過ごした結果とされています。
また、
今は動画でトレーニングやフォームを観られるので、イメージを頭で描きやすいということもあるかもしれません。
ということも言われていて、ここがポイントだと感じました。
スマホの登場によって、気軽に動画を撮れるようになり、投げたり打ったりする瞬間まで、かなり詳細にフォームを確認できるようになっています。
以前紹介した、未来の自分の行動の見積もりは過大評価されやすい「時間不一致現象」はスポーツにおいても言えて、少し先のプレーのイメージと実際は全然異なっていたりします。
だから自分を録画してみると、「うわぁ、自分全然下手やん...」となることが少なくないですが、そのイメージと実際のズレを修正していくことで、上達しやすくなるんですね。
また、YouTubeの存在がスポーツ界に与えた影響も大きいと思います。
「野球YouTuber」のようなスポーツ系YouTuberは、高校時代ぐらいから既にスマホなどが当たり前にあった世代でしょうから、実際とイメージの乖離が少なく、解説がとてもわかりやすかったりします。
他にもプロ野球選手が自身のプレーを言語化して説明してくれていることも多く、以前は絶対に得られなかったような情報がドンドン開示されています。
結果、今まで感覚的に言われていたイメージや指導が、実は実際の動きと異なっていて的外れなものだった、ということも少なくありません。
そんな感じで、昔とはまるで異なる環境やツール、情報をうまく使えば、学生時代に部活でやっていた時とまったく違う次元で練習ができるなど、スポーツをさらに楽しめると感じます。
そして、社会人でせっかく自主的にスポーツをやるからには、理論などを勉強して研究しながら、上達を目指してスポーツに取り組みたいと思っています。
ずっと言われてきた指導方法が実は間違っていたということもあり得るなど、スポーツの指導は非常に難しいと感じますが、
自分が上手くなるために試行錯誤した経験値は、いつか子供がスポーツをやることになった時に指導できるなど、きっと役に立つと考えています✨
終わり