どうもです。
今日は睡眠についてです。
人間はコルチゾールというホルモンを出すことによって、起床の準備をしたり、起床後の覚醒を維持しています。
(今回コルチゾール100回くらい出てくるんで覚悟しておいてください!)
コルチゾールによって、血圧や血糖値、血流、体温などが起床に有利になるようにウォーミング・アップします。
よく、低血圧で目覚めが悪いという話を聞きますが、大元の、血圧を上昇させるコルチゾールがうまく出ていなくて血圧などが起床モードになっていない可能性があります。
で、ややこしいのですが、コルチゾール分泌のトリガーとなっている、更に大元のホルモンがあり、
起床時にそれが分泌されないことで、日中のパフォーマンスや夜の休息に関わりのあるホルモンや、若さに関わるホルモンの分泌も抑えられてしまい、弊害が大きそうです。
初めの人アダムが不在で神様が人間に話しかけないで特に何も起こることなく終わる聖書みたいなものでしょうか。。。
コルチゾールの分泌は体内時計とリンクしていて、コルチゾール分泌のリズムと起床のタイミングが、ゲーセン等にある「太鼓の達人」の要領でピッタリ合った時に、快適な目覚めを得ることができます。
(#太鼓の達人わかりにくい)
逆に、タイミングがズレてしまうと、予想以上に起床に不利な影響がありそうです。
こちらの、明確にハンドメイドの図を見ていただきたいのですが...
(こんな感じで図を使うのってありなんでしたっけ!?教えてえらい人!)
(こちらのfigure.3を模した図です。論文読んでますアピールすまん!)
いつも23:00〜7:00で寝ていて、コルチゾールも7:00にピークになってるような人が、
7:00〜15:00にずらして寝るようにしたら、かなりコルチゾールの分泌が乱れて、
5日後になると15:00という新たな起床のタイミングに同期してコルチゾールが分泌するようになった、ということを示しています。
つまり、起床時間をずらすとコルチゾールの分泌がけっこう乱れる。
だがしかし、5日も起床時間を固定しておくとそこに合わせて分泌してくれる、ということらしいです。
だから起床時間を固定するとコルチゾール分泌が安定するから良くて、
意外と早く同期されるから、現時点で起床時間を固定できてなくても5日くらい頑張ればなんとかなるんじゃない⁉︎ってことです。
で、上のグラフだと睡眠のタイミングを8時間ずらしてるわけですが、1,2時間のずれだとどうなの?ということに関して、、、
実験したわけではないのですが、今日アラームをかけ忘れてしまい、1時間半ほどいつもの起床時間より寝過ごしてしまいまして、、、
結果、睡眠時間は増えてますが、かなり起床時の感覚が悪かったので、他にも要因あるかもですが、体感値では1時間半でもホルモン分泌乱れるんじゃないかなーと思いました。
ということで!「睡眠の質」というと、「渋谷駅集合で!」と言われた時くらいには掴みどころがなくなってしまいますが、コルチゾールを出せてるかどうか?という観点で観察してみると、具体的になっていいかもしれないです。
現場からは以上です!