エドワードJr.のブログ

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キャベツ

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前回取り上げた野菜というものは、品目がたくさんあってそれぞれに個性があります。

 

 

どれも健康づくりに役立つと思いますが、中でもキャベツは自分の中で特にお気に入りの食材です。

 

 

キャベツが身体に良いことが研究で証明されたのは、70年以上も前の話。

 

 

アメリカで行われた1952年の研究(VITAMIN U THERAPY OF PEPTIC ULCER - PMC)では、100人の胃潰瘍患者に、1ℓの生キャベツジュースを毎日飲むように指導しました。

 

 


効果は劇的で、胃痛がなくなり、回復スピードが明らかに早いことが確認されました。

 

 

食事は他に何も変えてないし、薬物治療も行わず、ただ、生キャベツジュースを加えただけでした。

 

 

患者の81%は、1週間以内に症状が消失し、患者の3分の2以上は、たったの4日で効果を実感しました。

 

 

一般的な治療により回復に要する期間は、平均1か月以上だったので、キャベツの効果は目を見張るものがありました。

 

 

「なぜこんなに効くのだろうか。何らかの成分が効いているに違いない。しかし、その成分をさす言葉はまだ存在しない」

 

 

そこで研究を行った博士は、仮にその成分を、ビタミンU(Ulcer:潰瘍のU)と呼んだのでした。

 

 

キャベツはそれから胃腸薬「キャベジン」ができたくらい、ビタミンUの作用で胃腸を休ませるためにすごく良いんですね。

 

 

他にもキャベツにまつわる研究は多くあり、胃だけでなく、腸の健康にもよいことが示されています。

 

 

「腸脳相関」という言葉があるように、腸の情報は脳に影響を及ぼすことから、脳の機能や精神の状態もよくなる可能性があると思います。

 

 

さらにキャベツにはグルタミンというアミノ酸も含まれていて、これには消化管の粘膜の炎症を鎮めたり、細胞の再生を促す作用があります。

 

 

また、免疫力の強化、がん予防、抗酸化作用など、様々な健康効果が確認されているビタミンCも豊富です。

 

 

ということで、とりあえずキャベツをたっぷり食べて健康増進に役立てたいと思います♪

 

 

終わり