緑茶と言えば、日本のソウル・ドリンクともいえる存在で、なんか健康に良さそうですが、実際どんなもんなのか、考えてみます。
ここでは緑茶の健康成分として「テアニン」を推してます。
お茶の旧学名“Thea sinensis”にちなんで“Theanine(テアニン)と名付けられたこちらの成分、リラックス作用が期待できます。
リラックスしている時の脳波として、α波が言われることがありますが、テアニンによって脳のα波が増えることが判明しています。
・イライラした気持ちが穏やかになる。
・心がほぐれてリラックスできる。
といったことが期待できます。
お茶を飲んでホッとする、みたいなことかと思います。
テアニンのリラクゼーション効果を期待してか、このドリンクにも入ってます笑
また、お茶にはカフェインが含まれ、興奮作用がありますが、同時に含まれるテアニンに、カフェインの興奮をおさえる効果があるため、適度な興奮作用でとどまります。
また、お茶の成分カテキンも見逃せない。
一口にカテキンといっても色々あり、例えばカテキンの中でも特に抗酸化力が強いのがEGCG(エピガロカテキンガレート)です。
伊藤園の大ヒット商品「お〜いお茶」もガレート型カテキンを推しています。
カテキンには脂肪の吸収を抑え、脂肪の消費を促進するという、かなり都合よい機能があるので、「お〜い、お茶!」もそこら辺を踏まえてるのだと思います。
またお茶には抗ウイルス作用がありますが、それは主にEGCGをはじめとするカテキンによるものです。
お茶は抽出する温度や時間によって、旨味成分やカテキンやテアニン、カフェインなどの抽出量が変化し、味や機能が変化するので、色々調整をしても楽しめると思います。
ちなみに今の季節だと美味しく飲めそうな水出しの場合、旨味成分はお湯と同様に抽出される一方、渋味・苦味成分は抑えられて、旨味を感じやすいお茶を淹れることができます(^^)
おわり