どうもです。
前々回、先住民の食生活が健康に良かったといった内容の記事を書いた。この話には続きがあり、、、
歯医者でもあり、一流の生化学者でもあったプライス博士は、先住民の食べ物を科学的に分析し、具体的にどんな栄養成分が歯をはじめ心身の健康に良いのか調べた。
すると当時のアメリカの典型的な食事に比べ、水溶性ビタミンが4倍以上、脂溶性ビタミンが10倍以上含まれていることに気付いた。
ビタミン、特に、脂溶性ビタミンが重要そうだと感じたプライス博士は、当時すでに発見されていた脂溶性ビタミンであるビタミンAやDではない、未だ発見されていない脂溶性ビタミンがあることを見出し、
多くの現代病(感染症、心血管障害、骨粗鬆症、糖尿病、不妊症など)が改善することを観察し、症例を報告したという。
そのビタミンが何なのか、わからないまま70年の時が流れたが、21世紀になって特定されたのがビタミンKだった。
つまり、ビタミンKで歯が健全になる。
そして歯に良いことは骨にも良く、骨も丈夫になる。
また、骨密度と顔のシワには連関があり、ビタミンKにシワ抑制作用もあるという。
というわけで、ビタミンKをうまく摂取できればこの90歳近い先住民のおばあちゃんみたく、いい歳の取り方ができるかもしれない。
では、どのようにビタミンKを摂取するか?という点について、
まずはグラスフェッドバターをすすめたい。
牧場の牧草のみで家畜を育てることをグラスフェッド(grass fed)といいますが、グラスフェッドだと栄養的にかなりの違いが生じる。
紹介したビタミンKが多く含まれるほか、ビタミンAやDなどの、重要な脂溶性ビタミンや、現代人に不足しやすいオメガ3脂肪酸も豊富です。
基本高いので、Amazonなどで大量買いしコスパを良くし、バターカッター等で小分けにして冷凍し、スクランブルエッグなど、けっこう色んな料理に使っています。
(バターカッター)
グラスフェッドバターがとっつきにくい!という場合は、日本が誇る伝統食納豆も、ビタミンKが豊富です。(やっと辿り着いた)
グラスフェッドバターを納豆ご飯にのせて食べるとかなりいい感じになりますが、ひとまず納豆だけでも食べておけばビタミンKの恩恵は受けられるはず。
うーん、やはり納豆最強なのか...。
終わり