エドワードJr.のブログ

徒然なるままに綴るブログ✨

誕生

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昨日、第一子となる長男が産まれた。

 

 

名前はまだない。(と言いたかったけど産まれる前から決めていた名前があります笑)

 

 

夜10時、タクシーで産院に駆け付けた。深夜にどこかに出かける遠足の時のような気持ちの高揚と、「いよいよだ」という緊張とが入り混じり、トータルで見るとビビり倒していた。

 

 

立ち会い出産。一部始終を見届ける。

 

 

想像を絶するほど壮絶だった。奥さんは文字通り命懸けで出産に臨み、体を張ってくれた。自然と湧く感謝と尊敬。この先一生頭が上がらないだろう。

 

 

僕はというと、自分の無力さを痛感せざるを得なかったけど、祈りは自分が直接できないことをすることだ、と教わったから、必死に祈ってた。

 

 

そして、産まれた。

 

 

「おぎゃー!」という精一杯の元気な産声。あの瞬間の安堵と感動は一生忘れられないと思う。

 

 

びっくりするくらいかわいくて、ちゃんと体ができていて、「マジでどっから来たん笑?」っていう、神秘的で不思議な感覚だった。

 

 

どことなく、というか、けっこう僕に似てる気がした笑

 

 

赤ちゃんに声をかけてみると、その声を聞いてか、赤ちゃんが目を開けた。赤ちゃんにとっては、きっと聞き慣れた声に違いない。おなかの中にいるときから、しょっちゅう声をかけていたからね。

 


「赤ちゃんの神経系において、視覚の形成は遅いが聴覚は早い」というのが医学の教えるところで、まだ目は見えていないはずなんだけど、目を開けて僕を見ようとした。

 

 

声で僕を認識した。それが僕には分かった。

 

 

僕がこの子に会いたかったのと同じくらい、この子も僕に会いたかったんじゃないかな、と思った。産まれて来てくれてありがとう。

 

 

夜通し色々あったけど、二度とない時間を噛み締めた。

 

 

ひと段落してからも、嬉しくて嬉しくて、そのまま寝ないであちこちに知らせた。みんな祝って喜んでくれた。

 

 

祝福のなか人はこの世に生まれてくるんだな。きっと僕もそう。多分みんなそう。

 

 

そして親がいてくれたから自分がいる。その辺りのことが強く感じられた。

 

 

喜びとともに、「父になる」ということに、気が引き締まった。

 

 

全てはとても言葉にできないけど、その日はそんな感じでした。

 

 

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(期間限定公開)

「よろしくね!(寝てるけど!)」