どうもです。
本日は、一世をふうびしたベストセラー「嫌われる勇気」を今さらながらレビューしてみたいと思います!
アドラー心理学を解説した本書ですが、個人的に、これは!と思った考え方が、
課題の分離
です。
これは、
自分がコントロールできることは一生懸命やって、コントロールできないことは考えることもするな。
というもの。
自分の課題と他人の課題を分離しましょうよってことですね。
自分は自分、人は人、ということかと思います。
本の中の例題は、
馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない
というものです。
馬を水辺に連れて行くこと=自分の課題
水を飲むこと=他人の課題→気にしない
ということですね。
他人の課題を含めて全ての課題を何とかしようとすると、悩みが絶えませんが、
課題の分離を理解していると、他人の課題はスルーして自分の課題のみに集中できる。
それぞれの人生はそれぞれのものであり、他人の人生を必要以上に抱え込まない、他人にも自分の課題に踏み入らせない、という考え方。
これは、他人のことには無関心でいろ、放置しろ、という、愛がないようなことかと思いきや、ちょっと違う。
「北風と太陽」の逸話では、
北風を吹かせて無理やり上着を脱がせるのではなく、
太陽で暖かくして自然に上着を脱がせることが推奨されますが、
上着を脱ぐのは他人の課題、他人の責任なので、関与しませんが、
太陽で暖かくする所までは自分の課題であり、自分の責任なため、そこまでは全力を注ぐ。
勉強しない子供がいた場合は、放置するのではなく、以下のような対応でしょうか。
「僕は個人的には勉強した方がいいと思うけど、まぁ自分には関係ないしどっちでもいいんじゃん?...え?じゃあ勉強しないって?...まぁいいけど、一応勉強するとどんなメリットがあるかだけ一応説明するね。(かくかくしかじか)お!勉強したくなってきた?ナイスです👍!」
お腹が空いてる人がいた場合、
「お腹空いてないかな?お腹減って食べなくて困るのは君だし、別に僕には関係ないからどうでもいいけど、まぁもし気が向いた時に食べ物無いと困るかもしれんから一応おやつにパン置いとくね...!あっ、一応食べやすいように一口大にカットしとくね!まぁ食べなくても僕は損しないからどっちでもいいけど!とりあえずジャムもついでに置いとくわ!てか僕もついでにいただくね!...いやうまっ...!もしよかったらぜひ食べてください!お願いします!別にどうでもいいけどお願いします!」
ツンデレか!
終わり