どうも、実はマスター(修士)の称号を持っている、エドワードJr.です。
本日は思い出話をさせてください。
大学院生時代のこと...
僕の研究室には研究生という、見習い的な立場の、中国人の男子留学生、トさんがいた。
研究生は一年の見習い期間を経て、院試を受けて入学するという仕組みだ。
で、その留学生のトさんが、言語もままならず、右も左もわからない感じで困っている場面が、多々あった。
日頃、「ラブアンドピース」を標榜してる僕としては、これは助けてあげないとと思って、教科書を教えてあげたり、トさんが授業休んだ時にノート見せてあげたり、コピー取っておいてあげたり、それはそれは、よくしてあげていた。
半年くらい経ったのち、トさんから、こんなメールが来た。
トさん
「エドワードさん:
こんばんは。普段夜都合いかがですか?いつも助けてくれてますから、やっぱエドワードさんにお礼を言いたいです。遠慮しなくても大丈夫です。好きな料理やお店とかありますか?ごはん食べに行きましょう!」
!?
エドワードの返信
「おお!ありがとう!ではせっかくなので行きましょか!お店とかは任せますよ!」
トさん「鉄板焼きと寿司、どっちのほうがいいですか?私予約しにいきますよ。」
!?
(その2択⁉︎)
エドワードの返信
「鉄板焼きで!!」
そして期待に胸を膨らませて迎えた食事会当日、食事の場所は秋葉原にある高級そうな鉄板焼きのお店だった。
鉄板が客席の目の前にあり、長いコック帽を被ったシェフがブランデー的なものを、焼いてる肉にかけて炎が吹き上がったりしていた。
辺りを見渡すと、結婚を控えてるっぽい人たちが、両親であろう人達と共に優雅に食事をしていて、まぁそういう、顔合わせ的な場に使っていて、明確な高級店だった。
僕はと言うと、当時、ファッション理論を全く悟っていなかったのと、サッカーをやった帰りだったため、めちゃくちゃダサいカジュアルファッション+スニーカーとか汚い+サッカーボール持参(2個)という装備で臨んだのだが、これは完全に場違いな感じであった。
そんな僕を見て、トさんは言った
「エドワードさん!サッカーやってるんですか!勉強だけでなく、運動もできるんですか!天才だ!...天才だ!」
なんでやねん(笑)
そう、トさんは僕のことを完全に天才だと思っていたのだ。
(その理由は、僕がゼミの最中に寝ているのを見て、寝てても全部理解しているのだと思ったかららしいw)
で、メニューを見た時、僕は驚愕した。
!?
カメラが手振れするくらいには動揺が隠せず、何かの間違いかと思ったが、これは現実であった。
でまぁ、めっちゃ肉が口の中で溶けたわけだが、めっちゃうまかったわけだが、ロブスターとか生まれて初めて食べたわけだが、、、
そう、トさんは中国の、生粋の富裕層であったのだ。
そんな富裕層トさんと、一介の大学院生エドワードを中心に展開される、エドワードJr.ブログ「院生時代回想編」は、まだ始まったばかりー
(続く。多分全2回くらいです)