エドワードJr.のブログ

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夏と健康

 

 

最近暑い日が続き、夏らしくなってきました。

 

 

一般に、夏は健康によいとされています。

 

 

例えば、血圧。

血圧は冬に高くなり、夏に低くなる傾向があります。 冬は気温が低下し、全身の血管が収縮するため血圧が上昇する一方、夏は体内から熱を逃がすために血管が広がることで血圧が低下します。

 

 

他にも血糖値や、死亡率も下がる傾向があります。熱中症には注意が必要ですが、基本的に夏は人間が健康になりやすい季節だと思います。

 

 

夏に健康になるのはなぜなのか。

 

 

ひとつには、気圧の影響がある。

 

 

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低気圧の影響で自律神経が乱れて頭痛やだるさなどの症状が出ることがあるため、気圧と体調を関連づけた天気予報もあります。

 

 

逆に、夏の天気予報で、「夏型の太平洋高気圧に覆われて全国的に晴れの日が続くでしょう」などと言うように、夏は総じて高気圧になるので、体調が整いやすいというのはあると思います。

 

 

さらには、太陽。

 

 

太陽光には多くの健康効果があります。

 

 

例えば、日光を浴びることで、肌でビタミンDを生成することができ、骨を強くしたり、気分がアガったり、様々な効用があることがわかっています。

 

 

健康な生活を送るのに必要な1日のビタミンD摂取量の目安とされる5.5 μgのビタミンDを、すべて日光照射によって体内で生成させるとした場合に必要な日光照射時間を、夏と冬で比較するとだいぶ差があることがわかります。

 

 

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※例えばつくばで、1日に必要なビタミンDを生成するには、7月の9時で5.9分太陽を浴びればよいが、12月の9時では106分もかかる。

体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定 -札幌の冬季にはつくばの3倍以上の日光浴が必要-|2013年度|国立環境研究所

 

 

冬場は12時に22.4分とかなので、昼休みにけっこう頑張って外で散歩などをする必要がありますが、夏場であれば朝の通勤・通学時などにちょっと日光を浴びれば十分。

 

 

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ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報モバイル版|国立研究開発法人 国立環境研究所 地球環境研究センター

ちなみにこちらのwebサイトでは、必要量のビタミンDを生成するまでの時間と、日焼けの悪影響が出るまでの時間がわかるので、参考になります。

 

 

最後に、忘れてはいけないのが汗の効用。

 

 

夏は汗をかきますが、汗をかくことは最高のデトックスです。

 

 

汗に含まれる重金属を調べた研究があって、

 

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汗、血液、尿に含まれる重金属の濃度を調べると汗が一番高かった、サウナで水銀レベルが正常化した、など、汗がデトックスに有用であることが記されています。

 

 

ということで、「夏は何となく体調がよく、気分がいいな」という感覚があるかもしれませんが、現象に対して意識的になると、より生活の質を高めることができるかもしれません。

 

 

終わり