明けました!
本日は、簡単にできる健康法についてです。
健康法といってもいろいろありますが、ランニングや筋トレなどの運動は少々ハードルが高いため、挫折する確率も高くなってしまいます。
そこで、簡単にできるものであれば、
効果実感 > めんどくささ
となって、「やめられない、止まらない」状態に至る確率が高まります。
そこで今回提案するのは、
耳引っ張りエクササイズ
です。
方法は簡単です。
椅子に座り、姿勢を楽にまっすぐにして、両手で左右の耳のつけ根のあたりをつまんで軽く真横に引っ張ります。
※気持ちいいくらいの力加減で
しばらくそのままキープしていると、後頭部と首の境目のあたりが、広がってくる感じがしませんか?
頭の中の風通りがよくなって、呼吸が楽になるのが感じられますでしょうか?
実はこれ、耳をゆるめることで身体の芯もゆるめているのですが、いかがでしょうか?
芯がゆるむ感覚がよくわからなかったという方は、次のエクササイズもお試しください。
まず、普通に立った状態から前屈してみてください。この時、どの程度まで深くかがめたかを覚えておいてください。
次に、さっきやったように、両耳を引っ張った状態で前屈してみてください。
かがんだ状態でも楽に呼吸ができて、自然にかがむ角度が深くなっているのが確認できると思います(^^)
人は日常生活の中で、想像以上に耳を使っており、特にオフィスの空調、パソコンの音や、道路の車の音など、あまり心地よくない音もけっこう入ってきています。
音に対して耳が緊張すると、耳の周辺の筋肉が固くなり、身体の側面にある筋肉のつながりを介して身体全体に伝わります。
極端な例で言うと、黒板をギーッとひっかくような不快な音を聞いた時に、首や肩がギュッと緊張する、みたいな感じです。
そんなふうに、耳から起こった身体全体の緊張は、その大元である耳をゆるめることで、うまく解放できるというわけなんです。
また、耳をゆるめると、身体の内側にも影響があります。
頭蓋骨の中には「蝶形骨」という骨があるのですが、、、
※蝶形骨
この骨は「頭の芯」と言って差し支えないのですが、ここをゆるめることで目や頭の深い緊張をほぐしてすっきりさせる効果が期待できます。
また、蝶形骨は「胴体の芯」とも言える横隔膜とつながっているので、横隔膜もゆるみ、呼吸が深くなり、全身のリラックスにつながります。
...という感じです!
1日の終わりや週末などにやってみると、気軽に疲れが取れてよいかもしれません。
終わり