明けましておめでとうございます!
突然ですが、「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。
この、「元旦」は1月1日の午前中を表すものであり、「元日」は、1月1日全体を表せます。
(ちなみに「旦」という字は、太陽を表す「日」と地平線を表す「一」から成り立っています。)
つまり、、、
「元旦の朝」という表現は、「頭痛が痛い」のような、類語反復表現となります。
...という雑学は本題ではなく笑、「一年の計は元旦にあり」とは、辞書的には
一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということ。
とのことです。
では、「計画」をwikipediaで調べてみると、
「計画とは、何らかの物事を行うために、あらかじめその方法や手順を考え企てること。また、そうして考えた方法や手順。具体的には、将来実現しようとする目標と、そこに到達するための主要な手段や段階とを組み合わせたものである。」
とあり、「目標」に到達するための方法を考えることが「計画」のようです。
例えば「ディズニーランドに行く」という目標があったとしたら、
・いつ行くのか?何時までに到着するのか?
・移動手段は何で、交通費はいくらかかるのか?
・乗車駅、乗換駅など、途中で通過しなければならない地点はどこか?そこに行くまでの時間と費用は?
などを考えることが計画と言えます。
つまり計画とは、何かを行うことが前提となっており、実行するための手段やコスト(時間的、金銭的)、期日などが盛り込まれた、具体的なものになっている必要がありそうです。
だから例えば、目標設定をするとして、「行動スピードをあげる」などのように抽象的なままだと、具体的に何をすれば達成されたのかわからず、「決意表明」にとどまってしまうので、
「◯◯という作業に現状1時間かかっているから45分に短縮したい。そのためには、...」などといった感じで、詳しく行動ベースで計画していくことが重要だと思います。
ちなみに「目的」と「目標」も似て非なるものですが、ディズニーランドの例でいくと、「なぜ、ディズニーランドに行くのか?」というのが目的になります。
目標を広辞苑で調べると、
「目的を達成するために設けた、めあて」
とのことなので、定義的には目的がないと目標たりえないということになります。
「目標を具体的に計画する」というのもややこしい話ですが、「なぜ、それをするのか?」という、目標を目標として成立させる「目的」を見出すこともまた難しい、しかし重要なことなのかもしれません。
終わり