どうもです。
緊急事態宣言も明け、陸上日本選手権が開催されていたり、オリンピックがあったり、スポーツの気運が高まっている中、野球観戦に行ってきました!
スポーツから学ぶことは多いと思っています。
スポーツにおいて、必ず発生するのが、「失敗」です。
野球においては、3割打てれば一流の打者といわれます。
逆に言えば、7割は打てなくていいことになります。
実際今日の試合でも、ミス、凡退が多く見られました。
あのイチローも、4000本安打を達成した際に、以下のように述べています。
「別にいい結果を生んできたことを誇れる自分ではない。誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
失敗のない人間はいないし、失敗とどう向き合い、成功につなげていくか、
そこにはドラマがあるし、人は価値を感じるのだろうと思います。
で、その価値こそが、AIと比較した際の人間固有の価値なのだろうと思っています。
絶対にホームランが打てると決まりきっている野球は、面白さがまるでない。
プロ野球ですら、7割失敗する世界。
プロ野球よりレベル的には低い高校野球に、常に根強い人気があることも、エラーばかりだけど一生懸命な少年野球の試合に妙に感動することも、
結局、完璧だからいいとか、性能がいいほどいいとか、そういう価値基準とはまた別の価値が人間の世界にはあるということを物語っている気がします。
AIが将棋や囲碁で人間に勝ったとか、そこは実はそんなに大事ではなくて、
やっぱり、人間対人間、
ミスもするし、思ったとおりにいかないし、大変なことも多い、
が、頑張っている、、、
そこに、AIで代替ができない魅力とドラマが詰まってるんだと思います。
終わり