どうもです。
「可処分時間」という概念がある。
可処分所得は、知ってる人も多いと思います。
給料もらって、税金や生活費やらを引いたものが可処分所得だとすると、余って自由に使えるお金のことですね。
で、今回考えたいのはその時間版の可処分時間。
仕事や学校、家事など、やらなければならないことにあてる時間を差し引いた、自由に使える時間が「可処分時間」とすると、
可処分時間はそんなに多くないと思ってます。
平日だと、2,3時間とかですかね?
その時間に趣味活動などの時間が入ってくるわけで、
YouTubeを視るにしろ、スポーツをやるにしろ、現代社会のアミューズメントは大変魅力なわけで、様々なコンテンツが、僕らの可処分時間を奪い合っていることになります。
ここに、何か新たなコンテンツを作って可処分時間の奪い合いに参入するハードルはかなり高いものがある。
そんなことを考えていた時、教会のメンバーがラジオ番組を作ろうとしていて、その中の1コーナーを持たせてもらう話をいただいた。
なるほど、と思った。
ラジオで必要なのは、耳のみである。これは「ながら聞き」ができることを意味し、
家事をしながらや、通勤しながら、など、日常に入っていけることを意味する。
つまり、「可処分時間じゃない時間」に入っていくことができる。
どんなに忙しくても移動や家事などは生じるわけで、消費者としてはその時間を活用できるようになることになります。
こんな感じの、防水かつタッチ式でないスイッチ付のイヤホンを使えば、お風呂でもシームレスに耳を使えたりする。
Kindle×iPhone読み上げ機能を使えば、軽い本ならけっこう読めちゃったりします。
「読んだことある」と言いたいがために手に取った「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」は、全部で文庫本16巻くらいあり、さすがにダルかったため、この手法で全巻聴いて読んだことにしました。
そんな感じで、活字や動画、マンガなど、様々な媒体がひしめく現代社会ですが、案外ラジオのような耳に特化したメディアは残っていくんだろうなぁと思いました。
終わり