おもしろき
こともなき世を
おもしろく
住みなすものは
心なりけりby 高杉晋作
※高杉晋作
冒頭に紹介した名言は、この、面白くなさそうな顔をしてなくもない高杉晋作が吟じた歌です。
やば杉晋作wwなどとスラングで使われることもある高杉晋作ですが、冒頭の歌のように、なかなかな名言を残しています。
この「おもしろきこともなき世をおもしろく」を大切にしています。
「おもしろい環境」にいられるかはわかりませんが、「おもしろがる」ことは自分次第で理論上はどこでもできます。
これは、他責か自責か、であったり、受動か能動か、というスタンスの違いにつながってくると思っています。
おもしろい環境に身を置けるかや、人の巡り合わせは運の要素も多く、自分の意思ではどうしようもないことも少なくないですが、「おもしろがる」というのは100%自分の責任と言えます。
自分ではどうしようもないコントロールできない部分は感知せず、コントローラブルなことに集中する、というのは何事においても重要だと思うので、この「おもしろがる」や「楽しむ」能力を磨いていきたいものです。
例えば、仕事で怒られた時に、少し見方を変えて「後でネタになる」と思うことで、受けるストレスが変わってくるかもしれません。
というか、大抵のことはネタになると思っておけば何とかなりますw
また例えば、膨大なデスクワークの仕事をこなす必要がある時に、ショートカットキーの練習だと捉えたり、時間制限を設けてゲーム性を追加したりなど、楽しめそうな工夫をしてみたり。
または、どうしても面白がることが難しい環境下に身を置いた場合は、自分もその環境の一部なわけなので、自分が面白くなるorその環境を面白くしようとすることが大切なのかなと思います。
という感じで、結局自分次第ということですが、この、自分の心が大事という考えは聖書にもありますね。
また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。
ルカによる福音書 17:21
天国はいつも心の中に♪
終わり