エドワードJr.のブログ

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なぜ、電車の中で通話をしてはいけないのか?

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なぜ、電車内で普通に会話をするのは問題ないのに、携帯電話では話してはいけないのか?

 

 

パッと思いつくのは、ペースメーカーが誤作動してしまうから、というものですが、近年は改良されていて3cmとか、余程近づけなければ問題はないとされています。

 

 

また、携帯で話していると自然に声が大きくなってしまうから、というのも可能性としてありえます。

 

 

しかし電車の中というのは電車の音がうるさかったりするので、電話に限らず普通に話していても声は大きくなってしまいそうなものです。

 

 

もしくは、「マナーだから」ということも考えられます。

 

 

実際に日本以外のアメリカやヨーロッパ、アジアでは「電車で電話」は禁止されていません。

 

 

これはこれで納得感がありますが、でもたしかに、電話の会話って普通の会話と比べてなんか気になりませんか?

 

 

普通の会話と、携帯電話の会話の違いは何か?

 

 

携帯電話は喋っている2人の、片方の声しかまわりに聞こえない。

 

 

なんだかんだ、人は耳に入ってくる周りの音を聞いている。

 

 

これは、太古の昔、野生世界に暮らしていた時に外敵から身を守る必要だった能力なのだろう(たぶん)

 

 

特に人間の場合、まわりで聞こえる会話に無意識にけっこう耳を傾けている。

 

 

自分に関係ある話なのか、面白い話なのか、よくない話じゃないのか、判断をしている。

 

 

ただ、携帯電話だと片方しか聞こえない。

 

 

こちらで喋ってる人の声しか聞こえなくて、電話の相手の発言は分からない。会話の全貌が分からない。そうすると、自分が蚊帳の外に置かれている気分になったり、疎外感を感じたりすることもあるかもしれない。

 

 

それが苛立ちであったり、気になることにつながるのではないか?

 

 

というのが僕の勝手な考察なのですが、

 

 

調べてみたところ、アメリカの心理学者であるローレン・エンバーソン氏が同じボリュームで、携帯電話を使った場合と通常の会話をした場合を比較した実験をしていて、

 

 

会話をしている環境では、周りの人に対するストレスが小さいのに対して、携帯電話を使っている会話に対してはストレスが大きくなることが判明したとのこと。

 

 

これは心理学的には「認知的不協和」と言われていて、人は会話などの内容が理解できないと脳が大きなストレスを感じるそうな。

 

 

だから片方の会話しか聞こえないために会話内容がよくわからない通話の声は周囲にストレスを与えてしまう、だから禁止されているというわけですね。

 

 

へぇ〜