どうもです。
前回、カール・ルイスについて書きました。
このカール・ルイス、オリンピックで通算10個のメダル(金メダル9、銀メダル1)を獲得した、言うまでもないトップアスリート。
両親は元陸上選手で、兄はサッカーの元アメリカ代表選手、妹は走り幅跳びの選手でメダリスト。
才能はあった。身体能力に遺伝性があることは間違いないだろう。
では努力は?
一流のトレーナーをつけて、フォームを研究し、日々血の滲むような練習に明け暮れた。
さらに、食事にもこだわっていた。
テニスのジョコビッチがグルテンフリーの食事に変えることで無敵のプレーヤーになったように、
食事こそ、ライバルから抜きん出るための秘訣だということを一流のアスリートは知っている。
カールルイスの結論は、なんとベジタリアンだった。
彼の陸上人生で最高の年は、ベジタリアン食を始めたその年だった。
それ以前は、速く走るためには体の軽さが大切だと思い、体重を落とすために食事をしょっちゅう抜いていたなど、誤った食生活だったという。
何か方法がないかと情報を模索する中で、ベジタリアン食を推奨する博士に出会い、完全に菜食になった。
菜食といっても、魚や卵、乳製品をありとする主義とか色々あるけど、カールルイスが選択したのは、動物由来のものは一切とらず厳格な「ビーガン」と言われるものだった。
「何を食べるかというのは、自分で完全にコントロールできる。タイムや距離が思うようにいかなくても。
世間の人は、ビーガン食は、あれもこれも食べられない、とてもつらいものと思っている。
でもそんなことはない。単調でつまらないことはないし、飽きないよ」
そこらへんの人が言ってるのではなく、金メダル9個取った人が言ってるわけだから、軽く聞き流すことはできない。
世の中には、動物性タンパクを推して、「肉は体の材料であり、健康維持に絶対必要なものだ」という人もいる。
(というか、ほぼ僕ですw)
でも例えば、象は草食動物で、基本的に葉っぱしか食べてないけど、あの巨体である。
あの筋骨はどこから来たのか?と言われれば、葉っぱから来たと考えるしかない。
生の野菜には、想像以上のパワーがあるのかもしれない。
肉食すべきか、菜食すべきか、
ここら辺を、今一度考察してみたいと思います。
続く