どうもです。
前回、資産戦略として、まず仕事と節約が重要だとお伝えしました。
そして2年間分の生活防衛資金をまず貯めることだとしましたが、今回は生活防衛資金が貯まった前提で、いよいよ投資フェイズに入っていきます。
投資といっても、ここでいう投資は、株式チャートを一日中眺めるトレーダーのような投資ではまったくありません。
投資で生計を立てるくらい稼ぐことは個人投資家としては難しいものがあります。
というのも、世の中には、「機関投資家」といわれるような、投資を生業としてる人たちがいます。
株の雑誌等に出回る情報というのは、機関投資家が3〜4週間前には知っている情報であったり、元手の資本がケタ違いであったり、我々個人投資家は機関投資家にどうやっても勝てません。
が、唯一、個人投資家が勝てるものがあって、
時間を味方につけることができる。
この一点でのみ、勝てます。
つまり、機関投資家のように、投資を生業にしていると、お客さんがいて、月間などという短期で高い投資成績を上げることが求められます。
つまりどうしても短期的な思考になる。
この点、個人投資家は別にすぐに成績が上がらなくてもどうってことはないので、長期で構えることができます。
ここに勝機がある。
超長期で株等の資産を持ち続け、時間を味方につけて最後の最後に勝つ。これが個人投資家としての、基本戦略となります。
となると、毎日株や為替のチャートを見る必要があるような投機的なトレードではなく、できるだけそこに頭を使わず、忘れられるくらいの資産の方がいいということになります。
具体的には、個別企業の株を買うのではなく、「インデックス株」といわれる、日本全体や、アメリカ全体の企業の株を少しずつ網羅的に集めてパッケージされた商品を買います。
で、ほったらかします。
40年とか、ほったらかします。
このようにすると、長い時間をかければ複利計算で大きく資産が膨らむことになります。
株式市場全体の株を買うようなものなので、市場自体が拡大していくとする資本主義のシステムが機能する限り、長期的には絶対勝てるということになります。
ただ、短期的に見れば上がったり下がったりの波はあるので、下がった時に不安になってしまわないようにする必要があります。
ここに、2年分の生活防衛資金と、節約で培った精神力が効いてきて、短期で下がっても忍耐して長期的に構えることができます。
ってことで、結局心構え的なところで終わってしまいましたが、大まかな戦略・考え方はそんな感じです!
具体的なはじめの一歩としては、NISAとiDeCoで口座作って節税対策しつつ、月1〜2万くらいずつインデックス株を買っていき、基本ほったらかして寝かせておく、、、
ってこの本で言ってました!