エドワードJr.のブログ

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なぜ、アイヌ人と沖縄人は顔が似ているのか?

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私事で恐縮であるが、よく、ロシア人っぽいと言われる。

 

 

冗談で、

 

「わかりますか!?実は、ロシアのクォーターなんですよ〜!

... いや、嘘です!すいません、pure Japaneseです!」

 

とか言ったりするのだが、

 

 

あながち幕末あたりのドサクサに紛れてロシアの血が入ってたりするのかもしれない。

 

 

で!一方で言われるのが、

 

 

「沖縄出身ですか!?」

 

 

というもの。

 

 

どっちやねん?

 

 

と思っていた。

 

 

しかし、北と南、両極端の地域の顔に似ているという、

 

 

一見矛盾しているこの指摘が、 あながち興味深い示唆をはらんでいた。

 

 

 

 

文化が同心円状に広がっていくという説がある。

 

 

人を罵倒する言葉に、「アホ」と「バカ」があるが、

 

 

関西では「アホ」を、関東では「バカ」を使うことが多い。

 

 

そして、九州では、、、

 

 

「バカ」を使う。

 

 

元来、日本の中心地は関西であった。中心地であった京都・ 奈良辺りから同心円状に文化が広がっていったという話がある。

 

 

もともとはみんな「バカ」を使っていたが、 当時の都会である京都を中心に、バカに飽き足りた若者が「アホ」 を使い始め、バカの使い手は外側に追いやられ、結果、 当時の周辺部である関東と九州では「バカ」を使うようになった。

 

 

で、これが言葉に限らず、遺伝子にも当てはまる。

 

 

日本にはもともと固有の縄文人がいた。彼らは、ほりが深く、 濃い顔をしていた。

 

 

そこに、大陸から渡来人がやってきた。彼らは弥生人ともいわれ、 大陸の寒冷地から来たため、平たい顔をしていた。

 

 

弥生人は稲作を伝えるとともに、権力を持ち、 もともといた縄文人を追いやりながらやがて関西を中心とする都を形成していった。

 

 

つまり、弥生人が大陸から日本に割って入り、 縄文人を北と南に追いやったのである。

 

 

結果、追いやられた北のアイヌ人と、南の沖縄人はもともと同じ縄文人で、どこか似ている。

 

 

明治時代に日本にやってきた外国人ベルツが最初にこれを指摘し、 近年の遺伝子の調査で、 アイヌ人と沖縄人は遺伝子的にも近似していることが示されたという。

 

 

その話を聞いて、私がロシア人に似ていると言われ、 一方で沖縄人にも似ていると言われることに、 妙に合点がいったのであった。

 

 

ん、、、?

 

 

沖縄人と似てるのは、ロシア人じゃなくて、アイヌ人じゃない?

 

ロシア人と沖縄人が似てることの説明になってなくない?

 

 

 

 

いや、たしかに!

 

 

うーん、謎である。