こんにちは😃
前回、視力によい行動について考えてみましたが、今回は栄養的なアプローチを考えてみます。
目に良い食べ物といえば、、、
ブルーベリー🫐✨
ですが!
そもそも「目にいい」とは、何か。
視力の回復という意味だとすると、実はブルーベリーには視力改善の有効性を示すエビデンスは確認されていない。
もちろん、ブルーベリーは体に悪いものでは無いだろうから、適量食べる分には何ら問題はないと思いますが、目の健康のために特別良いかというと、そういうわけではなさそうです。
ではなぜ、ブルーベリーは目にいい、というイメージがあるのでしょうか。
1940年代、イギリスのパイロットは夜の暗闇でも正確に敵が見えていることで知られ、ドイツなどから恐れられていた。
これはイギリスがレーダーの開発に成功していたからだったが、このレーダーの存在は当然、イギリスにとっては絶対に漏れてはいけない機密情報だった。
ドイツは、暗闇の中でもイギリスのパイロットにドイツの飛行機がなぜ見えているのか、何とか秘密を探ろうとして、スパイを潜り込ませた。
そこでイギリスは情報戦を仕掛けた。
「イギリスではパイロットにブルーベリーを大量に食べさせている。そのブルーベリーのおかげでパイロットの目がよくなり、暗闇でもちゃんと見えている」
イギリスが流した情報に、ドイツは食いつき、イギリスのパイロットの目がいいのは、ブルーベリーの視力改善によるものだと判断し、ついにそのままレーダーの存在に気づかなかったという。
その後、平和な時代になってから、ドイツの研究者たちが、「そういえばイギリスでブルーベリーでパイロットの目が良くなったっていう話があったけど、あれは本当なのか」と思って実験をしたところ、有意差はなかった。
研究者たちはそこで初めて情報戦を仕掛けられていたことに気づき、悔しがったわけだけど、その悔しさを、本当に目にいい物質はなんなのか究明するところにぶつけた。
そして世界中の文献を調べたところ、東洋の文献に、キク科植物が「目を陽にす」との記述を見つけ、キク科のマリーゴールドから抽出した成分「ルテイン」に視力回復効果があることを証明した。
...という壮大なエピソードの結果、ブルーベリーは目に良いというイメージが定着し、副産物としてルテインという成分は本当に目に良いということがわかって今に至ります笑
なので、目に良い栄養を、と思ったらルテインが含まれる食べ物やサプリをとるといいかもしれません。
他にも、メグスリノキとか、アイブライトといった、そのまんまなネーミングのハーブも、古くから目に良いと言われています。
※メグスリノキ茶
終わり