どうもです。
本日は、女王バチと働きバチの遺伝子が異なるのか?について。
これは、
遺伝子は異なりません。
女王バチは、働きバチに比べて、体の大きさは1.5倍、寿命は20倍、そして卵を産めるという決定的な違いがあるにも関わらず、です。
(#働きバチは全員メス)
(#オス蜂は全く働かなかったり、生き方が切な過ぎるため割愛)
では、何が女王バチと働きバチの違いをもたらしているのか?
これは、
食事。
DNA界隈の言葉「エピジェネティクス」をご存知でしょうか?
(#僕は最近知りました)
DNAというと、先天的に決まってるものと捉えられがちですが、実はスイッチのオンオフがあり、
エピジェネティクスは「DNAスイッチ」とも称され、DNAには後天的な要素も多分にあるという発想です。
蜂の世界でいうと、同じ遺伝子を持つ女王バチと働きバチの差は、幼虫の頃に「ローヤルゼリー」を食べていたかどうか、らしい。
ローヤルゼリーにはタンパク質や、糖質、脂質、ビタミンミネラルなどが含まれていて完全栄養食品っぽい香りがするのですが、
中でもロイヤラクチンというタンパク質が遺伝子のオンオフに関わっていて、女王バチはこれを摂取し続けることで、女王バチになってるんだそうな。
生まれ持ったDNA自体は変えられなくても、スイッチのオンオフによって、その発現の仕方は変えられる、ということかなと思われます。
人間でいうと、「食事」と「運動」がDNAのオンオフに大きく関わることが明らかになっているそうですが、
その他にも考え方や行動、努力、その積算の経験値によって、先天的な遺伝子を言い訳にできないくらいには、後天的に運命が変えられるのではないかと考えています。
そんなことを踏まえて、今年も頑張っていきたいと思います!
おわり