「忠犬ハチ公」といえば、渋谷駅の待ち合わせスポットの代名詞とも言えるハチ公像が有名です。
待ち合わせスポットにふさわしく、ハチ公も誰かを待っているような雰囲気です。
ハチ公が待っているのは誰なのか?なぜ、待っているのか?
そんな疑問が湧きますが、ハチ公に関して意外と知らなかったので、今回調べたものをシェアいたします。
実は渋谷駅前以外にもハチ公像は存在することをご存知でしょうか?
@東大農学部
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右の人、だれ!?
これは明らかにハチ公が待っていた人っぽいですが、上野博士という学者で、ハチの飼い主だった人です。
博士とハチはとても親密で、強い絆が築かれていました。
博士は渋谷に住んでいて、出張などがあると渋谷駅を利用しましたが、ハチは毎回駅前で博士の帰りを待っていて、博士の姿が見えると、先ほどの写真のように喜んで走り寄ってじゃれ合ったといいます。(放し飼いだったのかな...。)
ところが、ある日上野博士は急死してしまいます。
ハチは大好きな博士と会えなくなってしまいますが、博士が亡くなった後も、毎日毎日、博士が現れるんじゃないかと思って渋谷駅前で博士を待ちました。
ついに博士は現れないまま、10年の歳月が経ち、ハチも亡くなってしまいます。
その間忠誠を尽くして飼い主を待ち続けるハチの姿は新聞でも報道され、多くの共感を呼びました。
そんなハチを記念して1934年、あの「忠犬ハチ公像」が渋谷駅前に作られました。
1936年@ハチの一周忌
その後、戦争で金属が不足したことから金属回収令が出され、ハチ公像も回収されてしまい、一度は溶けてなくなってしまうのですが泣、戦後すぐの1948年に再建されました。
その後もハチ公は今に至るまで人々に愛され、
改札口にもなり、
まさかのハリウッド映画化をし、
日本のみならず、世界で親しまれています。
そしてこれは豆知識なのですが、、、
ハチ公像は、
上野博士の生誕地@三重県津市
けっこういろんなところにある。
こうなってくると、「ハチ公前で待ち合わせしよう!」などとは迂闊に言えなくなってきますね...(そんなことないか。。)
ということでまとめると、
犬が飼いたいです。
まじで、いつか飼いたい。
終わり